中華エフェクターの分解(Analog Delay)

AliExpressで20ドル以下の、謎の中華エフェクターを購入した。

以前エフェクターのキットを購入したことがあるけど、それが20ドルちょいだったんで、完成品なのにそれより安いやつ。

 

購入したのはこれ。SAPHUEというメーカー。

AliExpress.com Product - SAPHUE Electric Guitar Analog Delay Time/Mix/Repeat Knob Effect Pedal Mini Single Type DC 9V True Bypass

正確にはセール中にクーポン使って15.5ドル。

2000円以下でエフェクターが買えるとは、なかなかすごい。

 

いきなりこんなのを買ったのは、Analog Delayと書いてあったんで、もしかして安いパチもんBBDでも使ってないかなーと考えたから。

今はもうBBDのIC作っているメーカーはひとつしかないはずだったんだが、最近調べたらそのさらにパチもんを作ってるところが増えたので、また安く出回ってるっぽい。

 

貸し出してたエフェクターが戻ってきたんで、さっそく殻割りしてみた。

ネジとワッシャーを外すと、あとは簡単に基板を取り出せる。

すると予想とは全然違うチップが載っていた。

一番細長くてCD2399Fと書いてあるのはデジタルディレイIC。有名なPT2399のパチもんだった。

…まあ安いエフェクターだから、そんなもんか。

メーカーは謎だけどそれらしきデーターシートがあったんで確認したら、PT2399とピン配置もピン名称も同じなので間違いない。

 

SA571DはPHILIPSというかNXPのコンパンダー。

通常アナログディレイでBBDとセットで使われる回路だから、もしかしてコンパンダーがあるからそう名乗っているんだろうか。

突き詰めると、何をもってアナログディレイと呼ぶのか、という話になってくるなあ。

あとはTIのRC4558、普通のオペアンプ。

 

というわけで、BBDは使ってないけどディレイ用のIC以外はそこそこちゃんとした(?)ICを使っていた。

でも実際にギターと接続して出た音は、結構ノイジー。

これはこれで味がある、と言えるのかも。

 

それにしても気になったのは、この機構。

2つの基板を6ピンのピンヘッダだけで繋げてるんだけど、ジャックとエンコーダの足同士がかなり近くてドキドキする。

固定端子同士ならGNDだと思うんで良いけど、それにしてももうちょっとなんかスペーサー噛ませるとかできなかったんだろうか。

でもこれでかなりコストダウンできてるんだろうな。そこは普通にすごいのかも。

回路的にも機構的にも面白いんで、またなんか怪しい中華エフェクター買って分解してみたい。

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